「性教育はいつから始めるの?」と悩むのは
保護者だけでなく子どもに関わる職業の方も少なくありません。
多くの人が思春期を思い浮かべますが、
実は性教育は幼児期から始めることが大切です。
幼少期から行う性教育は
性的な行為を教えることではありません。
「自分の体を大切にする心」を育てる教育がメイン。
心と体の土台づくりとして、早い時期からの関わりが重要です。
幼児期の性教育でまず意識したいのは、
体の正しい名前を伝えることです。
頭、肩、お腹、膝、など
色んな体の名称と一緒に、
胸、おまた、お尻などのプライベートゾーンも一緒に
伝えていきましょう。
特にプライベートゾーン(口、胸、おまた、おしり)は
「自分だけの大切な場所」という位置づけです。
- 見たり触ったりするのは自分だけ
- 人に見せたり触らせたりしない
- 人のを見せられたり触らせられたりしてはいけない
- カメラに撮らない
というプライベートゾーンのルールを
日常生活の中でも伝えていくことで
小さな子どもにも分かりやすく
「大切な自分の体」というメッセージを伝えることができます。
【自分の体は大切だ】
という揺るぎない感覚を持てることで
同意なく自分の体に何かをされることへの違和感や
自分の意思を伝えるキッカケにもなり
自分の体を守る力につながります。
「大切だよ」と言葉で伝えるだけでなく
- 着替えなどの際にプライベートゾーンに配慮する
- 子どもの体に関することは子どもに一言聞いてからケアをする
- 「いや」と言う練習を取り入れる
などは日常からも取り組める立派な性教育です。
自分の気持ちを伝え
相手の気持ちも聞いて尊重する経験は、
今後にとっても人間関係の土台を育てるひとつになるでしょう。
性教育は特別な教育ではなく、日常の中にあります。
幼児期からの早期教育として
「自分は大切な存在」と感じられる環境を整えること。
それが、子どもの健やかな成長を支える第一歩にもなります。