大阪府立いちりつ高校の1年生を対象に、
授業1コマを使って「デートDV」をテーマに講演を行いました。

「デートDV」=恋人同士の中で起こる暴力
※DVは「ドメスティックバイオレンス」の略で婚姻関係の中の暴力を指した言葉です。
婚姻関係の中に限らず、親しい関係の中で暴力は起こりうるので
特に交際関係の中の暴力を、デートDVと呼んでいます。
交際関係は、仲が深まるほど心の距離も近づきますが、
その中で暴力や支配が生まれてしまう可能性があるります。
「どんな関係がしんどい?」
「 どんな関係ならしんどくない?」
と、身近な言葉を使いながら、
人との関係性について考えられるようにお話しました。
授業では、
学校の先生にご協力いただきロールプレイを取り入れたり、
短い動画を取り入れたりと、
さまざまなツールから理解が深まるように努めました。

“今”必要な話だと感じる子は居るでしょう。
ただ、今特に必要ないと感じたとしても
”未来”に必要になることもあります。
高校生、これからどんどん世界が広がっていく時期にあるので
今後も見据えた話として伝わるように心がけました。
実際によくあるトラブルや相談先も紹介し、
具体的なイメージをつけるのと
必要な時に対応できることを目指してお話をしています。
講演後のアンケートでは
「とても分かりやすかった」
「理解が深まった」
と書いてくれた生徒が大多数でした。
生徒たちが“自分ごと”として考えるための
一助になれたことが何より嬉しく有意義なことです。
また、私の話を「前にも聞いたことがある」と
書いてくれた子が複数人いました。
学年や学校を越えてつながれる機会があることに心から感謝しています。
性教育は特別な知識ではなく、
「自分と相手を大切にするための学び」
これからも分かりやすく、
安心して学べる場づくりを続けていきたいと思います。

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