大阪市東淀川区にある
学校法人専念寺学園 小松幼稚園にて
保護者向けと園児向けの性教育講演を行ないました。
実は去年も園児さんに向けてお話をさせていただきました。
今年はそれに加え、保護者のみなさんにも性教育のお話をする形として
ご依頼を頂きました。

まずは保護者向けとして
幼児期の性教育についてのポイントを説明しました。
幼児期に性教育をするのは、本当に楽しい。
予想外の返答にビックリしたりズッコケたり
微笑ましいエピソードがたくさん生まれやすいのもこの時期です。
子どもへの受け答えのポイントや
つい困りがちな質問に対する回答例
についてもお伝えしました。
ただ、色んな場面で何をどう伝えようか?
ということももちろん大事であるものの、
子どもへの性教育で気合を入れる必要は全くなし。
親として大切なのは、
性をタブー視しないことと、
その先にある『相談できる関係性』を目指すこと。
子どもにとって一番身近にいることでできることを
時間の限りたくさんお伝えしました。
園児向けには、プライベートゾーンの話をベースに
自分の体の大切さについてお話ししました。
もうすぐプールが始まるこの時期。
プールに入る時にも、必ずパンツ(水着)をはいて守っています。
鬼もパンツを履いています。

という切り口からお話し、
プライベートゾーン=自分だけの大切な場所
として、
誰かに見られたり触られたりしない
誰かのプライベートゾーンを見たり触ったりしない
カメラにも撮らない
などなど○✕クイズを盛り込みながらお伝えしました。
特に保育園や幼稚園などは
施設の作りとして個人個人の完全なプライバシーを守ることは
難しいかもしれません。
だからといって何もできないとか
意味が無いといったことではなく
全体としてのルール意識や前提の認識が
とても大切だと思っています。
最後には
「キコとおててさん」
という絵本も朗読しました。
自分の体をどう扱うか、
同意のことも含め子どもに分かりやすく伝えられる絵本です。

とても真剣にみなさん聞いて下さって
嬉しかったです。
ありがとうございました!