高槻市立赤大路小学校にて
保護者の方々に向けて
性教育のお話をさせていただきました。

「小学生」
とひとことで言っても、
その段階はかなり差があります。
私自身も、子どもが小学校に入った時
1年生と6年生の差に驚きました。
小学校という時期はいわば
思春期の入り口に差し掛かる時期。
大きな変化を迎える時期だと思います。
そういう時期だからこそ
まずは子供自身が悩んだり困ったり
不安定にもなりやすかったりします。
そんな時に、親としてできることは何か。
特に第二次性徴を迎える時期は
性教育のことを意識しやすい時でもありますが
子どもの成長とともに
ドンピシャのタイミングを狙って
何かを伝えようとするのではなくて、
”前もって”伝えておくのが良いと思います。
第二次性徴を迎える、
体が変わる、
ということは
毎日の生活がちょっと変わったり、
対処することが増えたりします。
子どもにとっては
日常がそんな風に変わるのは初めてですから
まだ慣れてなかったり
迷ったり困ったりすることも当たり前。
そんな風に
子どもが直面しそうなことや対処を
先に伝えておくと子どもも安心ですし
そういうことがあるのは普通のことだと
伝えておくこともまた、安心に繋がります。
いつでも親がすぐに
手助けできる状況とも限りません。
子どもを”1人の大人になっていく人間”として
自分で対処できるようにサポートするのが
親のできることではないでしょうか。

すべての知識を
親が直接子どもに伝えなくても、大丈夫。
子ども自身がたどり着ける知識の場所を
用意しておくことも良いです。
小学生の時期に使いやすい本も
たくさん紹介させていただきました。

参加者の方から
『性教育をやらなければ、と
肩肘張っていたのが楽になった』
『今子どもにしている自分の対応が
これでもいいんだと思えた』
『日常に生かせるヒントをもらえた』
などの感想を頂けて嬉しかったです。
主催のPTAの方々にも
たくさんご尽力いただき
私自身の励みにもなりました。

ありがとうございました!